初めまして。
このブログは2004年4月に
オランダに移った管理人が、当初、友人や家族、また知り合いの方々宛てに「私のこと、忘れんといてね~!」と寂しさも手伝って、一方的に送っていた
オランダからのレターメールです。
2006年4月1日HPリニューアルと共にブログ形式に変更しましたが、度重なるスパムコメントに同年11月ブログサーバーを引越し。
オランダの
花や
食を中心にこれからようやく本当のブログらしく更新をしていこうと思います。
よろしくお願いしま~す!
スポンサーサイト
テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報
- 2006/11/21(火) 17:43:05|
- はじめに
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0
皆様お元気ですか。今年のオランダの冬は長いです。街路樹の下に咲くクロッカスや水仙が少しばかり春を感じさせますが、木々はまだまだ枯れた茶色でなかなかエネルギー全開になりません。これまで勝手に送らせていただいていた「花と食レター」ですがHPリニューアルと共に「ブログ」形式に変えることにしました。(過去レターも移しました)オランダにいてるけれど忘れないでねーーーとの思いからレターを書き始めましたが、嫌が応にも送られてくる「花食」におつきあい頂いてありがとうございました。
でもこれからもHP覗いてくださいね~! → http://www.cija.biz これからもよろしくお願いいたします。

さて、オランダ人はお金を使いたがらない、というけれど(そしてそれは本当だけれど)、自然環境保護や被災者救援のためには、出し惜しみしない国。
そして税金が高く弱者の生活が比較的保障されている国でもあります。そのため、国中どこに行っても非常に綺麗な町並みが続き、まるでおとぎの国に住んでいるような気分になる。私が住んでいる南オランダからベルギーはすぐですが、ベルギーに入ると電線を地中に埋めてないせいもあり、町並みが雑な印象に変わる。これもきっと国民が払う税金の違い?
犬税・堤防税・環境税などもあるオランダですが、今日は付加価値税について。大雑把にいうと食料品など必需品にかかる6%の税金と、ちょっと贅沢品にかかる19%とに分けられる。たとえばワインは19%の課税。アクセサリー類も19%。では花は・・?なんとこれが通常のなくてはならないものにかかる税率6%なのです。これ、面白いと思いませんか?
まず不景気になれば最初に経費削減でカットされるものの一つは花ではないだろうか?確かに美しく人の心を潤してくれるが、なくても死にやしない。生花は命に限りがあるし、ということで、日本では「いつまでも綺麗」な造花や「長持ちして生花にはない色が魅力」なプリザーブドフラワーが盛んである。
オランダでは生花のない家庭はまず見かけない。みんな命に限りある花が大好きだ。だから税金6%。つまり花がなくては文字通り「生きていけない」のである。誰がなんと言おうとオランダ人にとって花は必需品なのだ!そして私もご多分に漏れず、花がないとなんだか落ち着かない。税金6%だし気軽に買える。かくして今日もいそいそと花を飾る私であった。
ということでもうすぐ春。引っ越しました。オランダでの引越し&改装は大変でした。そして2週間後が出産予定日です。助産師先進国オランダでの自宅出産、加えて高齢出産・・・頑張ります。どうぞ健康な赤ちゃんを授かりますように、と祈りを込めて「春よ、来い!」
テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報
- 2006/04/02(日) 08:27:51|
- はじめに
-
| トラックバック:0
-
| コメント:6