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花と食のレター オランダより

オランダから綴る花と食のレター。世界一の花大国オランダから届け、あなたへ。

早朝のティータイム

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メイホリデーの後、5月中旬より娘がバーシススクールに行きだして早2週間ちょっと。

親の私の毎日のリズムも相当変わりましたが、少しずつ慣れてきた次第。

それにしても送り迎えにせわしなくて、自分の時間の捻出が難しい~。

「隙間時間」 をいかに使うか、いかに自分のせねばならないこと、したいことに集中するか

あああ、ほんと今後はこの 「集中力」 が課題になりそうです☆



友人たちとのティータイムの時間も変わりつつあり・・・

最近は早朝ティータイム。

朝9時とか9時半からティータイムにするとランチのお迎えに出る12時まで

3時間弱はあります。ので、その間はのんびり話せるかな~。

勿論その間、二女は私と一緒だけれど半分は午前のお昼寝タイムだし☆

朝の時間をいかに有効に使うか、でその日の過ごしかたの価値が決まるような気さえします・・



今朝は朝ご飯の準備をしながら、わらび餅をつくりました。

作ったって言ったって粉と水を合わせて火にかけながらひたすら混ぜるだけなんだけど。

わらび餅でなので、器も和風にしてお客様をお迎え~♪

青空が澄み渡った朝、お客様をお迎えするのはとても気持ちいいですね。

100603-02.jpg

今朝のお客様がたくさん持ってきてくれたこのイチゴ。

粒のサイズがバラバラでとーーーーーーっても甘くて美味~♪

こんなに美味しいイチゴ、オランダで初めて食べたかも。

ご馳走様でした☆

たくさんお話してとても楽しい一日の始まりでした~☆




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  1. 2010/06/03(木) 23:58:56|
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伊万里とデルフト

081130-20

13年前、ひょんなことからテーブルコーディネートの教室を覗き、すっかりはまってしまった私。

その甘く華やかな雰囲気に不甲斐なくヤラレタのは勿論だけれど、実はそれと同じくらい興味深かったのが

器の歴史・・・人や物の交易・・・物作りの歴史、西洋的だと思っていたものの中に見つけた東洋への驚き・・・

それらの点が線になり、結ばれる時空、それに絡んだ人々、民族の話。

器からガラス、食、インテリアや音楽、ワイン・・・そして花、と空間を作るエレメントは果てしもなく広く、

そしてそれぞれにストーリがある。。

歴史の表舞台にあがってきたものの影には必ず、なんらかの理由があり、必然があり、

それは権力を欲しいままにしてきた王様の些細な気まぐれから発せられたものであったり、

偶然を装った必然であったりした。

美味しい食事をいただいたり、美しい花を愛でたり、完璧に白い磁器に見惚れたり、

食卓上の様々な美は、もちろん楽しく甘美なものだけれど

その裏に隠された様々なストーリこそが、未だなお、私の興味を強く惹きつけ離しません。



ブルージュで訪れたクリスマスイベントの中、アンティークショップに目が釘付け。

伊万里とデルフトが仲良く並んだ光景を目にしたのです。

冒頭写真は言わずと知れた伊万里焼き。

この白い肌地に華やかな色絵を見たオランダ人はどれほど驚いたことでしょう。

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こちらがデルフト焼き。

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なんとも伸びやかな線!鷹揚で陽気な雰囲気が漂っていて、最近のデルフトとはまた違う印象です。



以前、17世紀に作られた白いデルフトを見たことがあります。

色絵も蒔絵もない、ただの白い錫釉雑器。

なんだか力の抜けた形の素朴であたたかな白は、東洋で言うと中国・景徳鎮の精巧で緻密な器でなく、

李朝の器のようなちょっとゆがみのあるユーモラスな感じ。

江戸時代初期の茶人たちはこれらを 「白阿蘭陀」 と呼び、愛でたとか。



写真のお皿からも少し同じような感覚を受け、私てきに珍しかったので写真をパチリ。

伊万里とデルフトが兄弟のように並んでいる姿は微笑ましく、世界は遠い昔からつながっているんだなあ、と

しばし感激していた私でした。

新しくモダンなものも好きですが、アンティークのプラスアルファの楽しさはやはり格別かも。

とは言っても勿論見ただけ、ですけれど!



さて、昨日で今年最後のレッスンが無事終了いたしました!

その様子はまた後日アップします☆皆様どうぞ良い週末を~♪



フラワー&テーブルコーディネートのレッスン “ テーブルエンターテインメント 入門 ”
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  1. 2008/12/20(土) 10:44:15|
  2. ライフスタイル・器
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祝い皿

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少し前のことになりますが、2月日本から船便で送った幾つものダンボールが
4月の終わりにオランダへ届きました。

その中には娘へのお祝いとして陶芸作家・加納良子 さんが作ってくださった
“祝い皿” も入っています。

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素敵なお皿でしょう?
ふんわりと角を丸め込んだような伸びやかなお皿。
不規則に斜めに入った縞々模様も笑いを誘って、
見るたびに加納さんのほんわかしたお人柄を思ってニコニコしてしまいます。

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ずっとお世話になっていた方が加納さんにオーダーして下さったこの祝い皿を、
和風喫茶店で加納さんとお茶を飲みながら頂戴したときには
感激のあまり、思わず涙が出てしまいました。

人の手で作られたものって本当に素敵でぬくもりを感じます。
それは作っている間の時間もそこに凝縮されているからだと思います。


sara01

                              写真は(株)アド・ポポロさんより

この写真は4年前、加納さんの作品をコーディネートしたときのものです。
以来、仲良くさせていただいてるのですが、
お花のレッスンを受けて下さるときもその集中力!と丁寧さ!は凄いんです。

ピチピチにお若いのに妙な落ち着きも持ち合わせて
不思議~な加納さんの魅力が出ている作品達。
娘に、と頂いたお皿をどのように使おうか、楽しみに眺めてる毎日です。


2月・日本帰国中は実家両親や夫、娘と共に日本六古窯の一つ、信楽へ行きました。

思い立って行動!計画なしで動く!の実家の大原則にのっとった結果、
あてもなくさまよう・・・いえ、幾つかの窯元を訪ね、昔ながらの登り窯を見学しました。

そこでわずか買い求めた和食器も船に揺られてやってきました。
6個中4個割れてね・・・

実家には私の食器をたくさん保管してるのですが、その中から大好きな骨董の
日本絵地図が描かれた染付けの6寸皿も送りました。
しかしこれもやはり6枚中4枚割れてた・・・

オランダはデルフトだけではありません。
マッカム窯 という老舗で求めた小皿は小さいながらもとても華やか。
やはり割れとりましたわ・・・

ショックによろめきながら食器棚を片付けていたら
普段使いのお気に入りARZBERG がガシャーン!と
景気いい音を立てて3枚割れましたがな・・・

キィーーーーーーーーーーーーッ!!!

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  1. 2007/06/07(木) 18:54:31|
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プロフィール

Sunny

Author:Sunny
花と食とお酒を愛する
オランダ在住の大阪人。
フラワー&テーブルコーディネートのCijaシージャ主宰。 2児の母。


Cija HP: Cija


オランダの花デザインに特化したブログも書いています。よろしければこちら オランダ・花のディプロマ☆EFDA もどうぞ♪

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