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花と食のレター オランダより

オランダから綴る花と食のレター。世界一の花大国オランダから届け、あなたへ。

オランダでお花☆短期集中サマーコース

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こんにちは~!!

ここ数日ずーーーっとお天気続き、この春の素晴らしい陽気の中、

娘の水疱瘡のため、ひたすら家でじーーーーーーーーーーーーーーーーーっと

していました・・・・。

もうそろそろ明日には学校に行かせても大丈夫かな~と思っています♪

でもそしたら来週くらいに次女がかかったりするんだろうな~、きっと。



というわけで家に籠りっきりの1週間だったので

何もイースターっぽいことが出来ていないのですが

今年の夏、花をた~っぷり堪能できるコースについて

ご案内したいと思います。

とは言いましても主催はEFDAですので

詳細はこちら → オランダ EFDA☆サマーコース でアップしています。



なんといっても今年、オランダでは花の祭典フロリアードが開催されます。

お花好きの方にはたまらないのではないでしょうか。

私事ですが、私も本格的にお花を学びに来たのがちょうど10年前。

同じくフロリアードの年でした。 

10年ひと昔って本当ですね。

あっという間の10年、自分の人生も様変わりした10年でした。



と、感傷に浸ってる暇はないのが現状です。

来週はこのオランダの春の季節到来をもっと楽しみたいな~。

ちょっと早いですが皆様もどうぞ良い週末をお過ごしくださいね。

それではまた!!



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テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報

  1. 2012/03/29(木) 17:47:20|
  2. 花・ディプロマ ADFA
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花のディプロマ ADFA1

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以前から紹介していますが、あっという間に韓国フローリストグループ6週間の
ADFA1インテンシブコースが終わりました。

このDFA1やADFA1という資格はVBW(オランダのプロフェッショナルフローリストアソシエーション)が発行、
オランダ農水省認定の権威ある国際園芸資格です。
DFA1はダッチフラワーアレンジメントの基本的なテクニックを習得、
ADFA1はさらに高度なテクニックやデザイン力、アレンジの幅や知識を必要とされるものです。

私のまかないも毎日ではありませんでしたが、だんだん韓国料理になっていき、
キムチや蒸し卵、テンジャンチゲや海鮮チゲ、なすやもやしのナムル、トゥブチョリムなどなど
肌寒いオランダの夏にカーーッと熱いランチをたんまり作って食べて、
ひと仕事ながらもとても刺激的で楽しい日々でした。

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数々のリース。
写真では分かりにくいかもしれませんが直径60cmはある大きなリースです。


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この他にも

ブライダルブーケ
花束
プロダクトプレゼンテーション
ルーム(インテリア)デコレーション
カーデコレーション
歴史的なアレンジメント
プラントアレンジメント
葬儀アレンジメント
ベースアレンジメント
フローラルジュエリー

・・・などがあり、最終的には試験を受けて合格したらADFA1のディプロマを取得します。

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ADFA1を取得するためには、DFA1(ダッチ・フラワーアレンジメント)のディプロマを
取得していることが条件になっています。

オランダのフラワーアレンジメントは特にテクニックが優れていることで知られていますが、
ADFA1レベルになると花のみならず様々な背景となる知識やデザイン力が必要となり、
また更なるペインティングのテクニック、時には溶接やコンクリート・・・・
自分の望むあらゆるタイプのベースを自分で作ることがほぼ可能でなくてはなりません。

日本では全ての素材を保管したり、また作業するための設備・施設に限りがあるため、
おのずと制限が出てきてしまうのではないかと思いますが、
オランダでは、特にSTOASは設備が充実しているため、
ADFA1を習得するのにも最適の場所ともいえます。

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さて、最高にエキサイトメントしていた試験・・・全員が高得点で合格となりました!
6週間、集中に集中を重ねて花三昧、寝ても冷めても花状態が続いた中で
グループ全員の合格はこれ以上ないほどの喜びだと思います。

私も修了パーティーに呼んでいただいて美味しいディナーをいっぱい頂き、
ディプロマ授与の嬉しい場面に立ち会わせていただきました。
写真はそのときのシャンデリア。
ご飯も美味しかったけれど、やっぱり皆の達成感に満ちた笑顔が最高のご馳走でした。
そして勿論指導に当たった夫もハッピー!

たくさん花束を頂いて、今、我が家はいつもにも増して花だらけ・・
花の可能性や難しさをしかと感じ刺激を存分に受けた夏でした。
皆さんにもそのエッセンスが届いていたらいいな・・。

もしも、DFA1を既に取得されていてオランダでのADFA1集中コースに
ご興味のある方がいらっしゃったら、お気軽にご連絡くださいね。



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  1. 2007/08/12(日) 02:57:42|
  2. 花・ディプロマ ADFA
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花のアクセサリー

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前回に続き、アレンジの写真を撮らせていただいたので幾つかご紹介。
(疲れきった娘がギャン泣きしてる傍で慌てて撮ったものばかりなので、今ひとつですがお許しを)

古代エジプトの時代から、人はで身を飾り儀式の時にはをふんだんに使い、また人にを贈る習慣もあったといいます。
いつも私達の身近にあると人間の関係の始まりは、の力を借りて自らを美しく飾り、気持ちを高揚させることでもあったのですね。

自然の産物である花をよく見ると、驚くべき姿や形、色に何度ハッとすることでしょうか。
どうしたって自然の美しさには勝てっこないのですが、ちょっとだけ姿を拝借して現代の私達の日常を彩るアクセサリー、ほんの数時間しかもたないアクセサリーではあるけれど、だからこそ貴重で可憐、驚きのあるアクセサリーたち。
独創的で世界に一つしかない素敵なアクセサリーだと思いませんか。

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さまざまな花のパーツが使われています。
花は小さな驚きの集合体ということもできるんだなあ、と見つめながら思う次第。
逆に言えば、花の造形をよく知らないと作れないものでもあります。
柔らかいもの、固くてコンパクトなもの、色のグラデーションが美しく色相環では厳密に探し出すことのできない色合い、・・・花はたくさんの可能性に満ちていて、自分でも思いがけない姿を発見すると感動してしまいます。

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まあ、実際首に巻いてみると、花材によってはチクチクしてたまらん!というものもありますし、アレルギー体質の方には合わない花もあることでしょう。

でもきっと多くの方が子供の頃、シロツメクサやレンゲで首飾りや花冠を作った思い出があるはず。
私も田んぼのど真ん中で無心に作ってた記憶が強烈に残っています。いつも真剣に 「あーー、男の子になりたい!」 と思っていた私ですらそうですから、きっと子供はみ~んな花が大好き。
レンゲの蜜を吸いまくったり、四葉のクローバー探しに必死になったり、思い出すと堤防で顔を草にこすりつけながら鼻から吸った懐かしい植物や太陽の匂いもふわ~っとよみがえってきて幸せな気持ちになります。
それともこの光景は昭和の子供の光景なのかな・・?

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これはアーンアレンジメント。urn とは骨つぼのことです。
日本の葬儀花とはデザインも随分違います。
日本では主に白い花やユリ・菊が多く使われ、昔ながらのスタンド式の決まりきった葬儀花が多いですが、
こちらでは故人の好きだった花を使ったりデザインも様々です。

骨つぼや棺のアレンジメントなども必須の課題となります。
これはその一部。

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これも考えてみれば古代エジプトの時代から続いている習慣。
人々は花で亡くなった人をあの世へ送り出してきたのですよね。

花に託す人々の思いを強く感じざるを得ません、
それくらい花によるアレンジの幅は広いのです。。。


さー、今日はこれから明日のまかないの買出しへ娘とお出かけです。
明日はテンジャン作るぞー!
前回は本場の韓国の方々に私のキムチをふるまってOKを貰ったので、
明日も精をつけてもらおうか、と。

勿論、また作品を撮りますとも。皆さんもお楽しみに――!



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  1. 2007/08/01(水) 18:29:44|
  2. 花・ディプロマ ADFA
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花のテーブルコーディネーション

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先日も少し述べたように、現在、韓国でも長年の経験を持つ著名な先生方や
新進のフローリストなど総勢8名の方が、
ADFA(Advanced Dutch Flower Arrangement)上級ダッチフラワーアレンジメントのコースを
6週間、Stoasで習得されています。

私も既に面識のある方々ばかりなので、お好み焼きを焼いたり餃子や野菜炒めを作ったり・・と
主に彼女達の腹ごなし部門をほんの時折担当する私♪
そんなとき、レッスン後の作品を少し垣間見ることが出来るのが何よりの楽しみ。

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写真は先日アトリウムにあった作品群、課題はテーブルコーディネーション。
日本におけるテーブルコーディネートの観点からの花のレッスンではなく、
フローラルデザインを主としたテーブルコーディネートのレッスンです。
そのため、花のテーブルに占める割合が大きくなっているのが特徴でもあります。

テーマが5つに別れており、担当したテーマに基づいてデザインされたテーブルたち。
テーブルの脇にはそれぞれ作成したイメージボードも設置されています。
また食器類などはテーマを明確に表現するための補助的な役割にとどまっており、
あくまでも花材を使ってテーマを表現します。
そこには花の色、ラインやフォルム、アレンジメント全体のデザイン、花器のチョイス、などが
重要なポイントになってきます。

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限られた時間の中でデザインを考え花を選びアレンジをする。
評価の高い作品もあれば厳しいものもありました。
いずれにしても花の特徴をはっきりと感じる美しいアレンジたちですよね。
ちなみに私は、冒頭の作品と石の花器を使った作品が好きです。

ADFAのレベルになってくると花だけではなく、絵画や建築、ヨーロッパの歴史、アート、色・・・など
様々な分野をいかに目にして体感し学習するかが大切なヒントになってくると思います。

そのためこのコースでは、花のレッスンだけではなく美術館やお墓、教会、建築物・・・などへの
訪問も含まれた充実した内容で、オランダに来ること自体が既に意味がある、と言えるでしょう。

なぜなら、これは個人的意見ですが、やはりその土地で生まれたものはその土地で習得するのが
一番理に適っているからです。
それはその国の空気や色使いや伝統や文化を通して生活の中に垣間見えるものが
知らず知らずのうちにフラワーデザインにも影響を与えている、と思うからです。

またアイデアを常に豊富にする訓練も兼ねて数多くのデッサン、もうカラカラだよー、というくらいの数の
デッサンを搾り出すことを毎日求められます。


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既に韓国の花業界では高い地位についておられる方々やお若い方が、
夫や子供、家族を置いて6週間本気で花漬けの毎日。
大変だけれどプロとしての意気込みやそして向上心・熱意を胸に花をアレンジしている姿に感動します。
どんなことにせよ、自分がこれだ!と思うものに打ち込めるのは本当に幸せなことだと確信します。


実は明日もふらりと学校に行く予定。
また素敵な作品を撮れたらアップしますね。それではまた~♪



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  1. 2007/07/26(木) 19:18:51|
  2. 花・ディプロマ ADFA
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プロフィール

Sunny

Author:Sunny
花と食とお酒を愛する
オランダ在住の大阪人。
フラワー&テーブルコーディネートのCijaシージャ主宰。 2児の母。


Cija HP: Cija


オランダの花デザインに特化したブログも書いています。よろしければこちら オランダ・花のディプロマ☆EFDA もどうぞ♪

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