
今年の4月16日はファーストイースターデー。朝から卵尽くしで、一日に3個の卵を食べるのです。子供達が公園や林の中で卵探しをしている姿も見えます。イースターを象徴する花、水仙があちこちに咲き、遅い春を誘うかのよう。キリストの復活を祝う祭典ということで、クリスマスと同様とても大切な行事なので、街は2日間完全にお休み。家族が集まる習慣があります。
私達はのんびりと新鮮採れたてのチコリサラダを添えたブランチを摂り、午後は義父母の家へ向かって集まってきた家族達と長いコーヒータイムを楽しみます。
と、楽しんでいる間に
お腹が痛く!!なって来ました。長居を避けて帰宅した後、夫が作ってくれた美味しいホワイトアスパラガスをモリモリ食べてる間にすっかり治ってしまいました。
翌17日はセカンドイースター。相変わらず店は閉まってますがカフェは人でいっぱい。私達もご他聞にもれず、カフェに陣取り久しぶりの青空と行き交う人々を眺めてチコリスープ(チコリばっかり!)を堪能。大きな木蓮が風にたなびく広大な公園を通りながらのんびりと帰宅した私達は、復活や再生、そして新しい命をお祝いするイースターにベイビーが来るか、との皆の期待を裏切り、静かに眠りについたのでした・・・。
さて、こちらの写真は夫が生まれた時に寝ていたベッド。年月を感じます。。ファレノプシスの花と共に、綺麗に整えて「カモン、ベイビー!」いつでもスタンバイOK状態。

予定日を過ぎ、陣痛とは一体どういう痛さなのか皆目分からないまま、少し痛いと「もしやこれが・・!?!」と期待と不
安に胸を膨らませながら不定期な痛みにホッとするやら、がっかりするやら。
日本・実家から来てくれてる母も、1日に何回も
「まだかなあ。」友人からの電話も
「まだ?」もらうメールも
「生まれた?」いつか生まれることは確実だけれど、毎日
「まだやねん。」と言ってる間になんだか不安になってきました。。。
ま、居心地が良いのだ、ということにしておこう。その割には窮屈そうに思いっきり私のお腹を蹴りまくっていますが・・・。
ともあれ
「カモン、べイビー!!待ってるよーーん」
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テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報
- 2006/04/18(火) 16:33:31|
- オランダ・海外出産
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皆様お元気ですか。今年のオランダの冬は長いです。街路樹の下に咲くクロッカスや水仙が少しばかり春を感じさせますが、木々はまだまだ枯れた茶色でなかなかエネルギー全開になりません。これまで勝手に送らせていただいていた「花と食レター」ですがHPリニューアルと共に「ブログ」形式に変えることにしました。(過去レターも移しました)オランダにいてるけれど忘れないでねーーーとの思いからレターを書き始めましたが、嫌が応にも送られてくる「花食」におつきあい頂いてありがとうございました。
でもこれからもHP覗いてくださいね~! → http://www.cija.biz これからもよろしくお願いいたします。

さて、オランダ人はお金を使いたがらない、というけれど(そしてそれは本当だけれど)、自然環境保護や被災者救援のためには、出し惜しみしない国。
そして税金が高く弱者の生活が比較的保障されている国でもあります。そのため、国中どこに行っても非常に綺麗な町並みが続き、まるでおとぎの国に住んでいるような気分になる。私が住んでいる南オランダからベルギーはすぐですが、ベルギーに入ると電線を地中に埋めてないせいもあり、町並みが雑な印象に変わる。これもきっと国民が払う税金の違い?
犬税・堤防税・環境税などもあるオランダですが、今日は付加価値税について。大雑把にいうと食料品など必需品にかかる6%の税金と、ちょっと贅沢品にかかる19%とに分けられる。たとえばワインは19%の課税。アクセサリー類も19%。では花は・・?なんとこれが通常のなくてはならないものにかかる税率6%なのです。これ、面白いと思いませんか?
まず不景気になれば最初に経費削減でカットされるものの一つは花ではないだろうか?確かに美しく人の心を潤してくれるが、なくても死にやしない。生花は命に限りがあるし、ということで、日本では「いつまでも綺麗」な造花や「長持ちして生花にはない色が魅力」なプリザーブドフラワーが盛んである。
オランダでは生花のない家庭はまず見かけない。みんな命に限りある花が大好きだ。だから税金6%。つまり花がなくては文字通り「生きていけない」のである。誰がなんと言おうとオランダ人にとって花は必需品なのだ!そして私もご多分に漏れず、花がないとなんだか落ち着かない。税金6%だし気軽に買える。かくして今日もいそいそと花を飾る私であった。
ということでもうすぐ春。引っ越しました。オランダでの引越し&改装は大変でした。そして2週間後が出産予定日です。助産師先進国オランダでの自宅出産、加えて高齢出産・・・頑張ります。どうぞ健康な赤ちゃんを授かりますように、と祈りを込めて「春よ、来い!」
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- 2006/04/02(日) 08:27:51|
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