花と食のレター オランダより

オランダから綴る花と食のレター。世界一の花大国オランダから届け、あなたへ。

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オートクチュールブーケ・・・結婚おめでとう!

bridal bouquet1


2月12日、晴天に恵まれた振替休日は愛しの妹の結婚式でした。結婚が決まってから嬉しいような寂しいような、でもやっぱりとても喜ばしいんだけれど、なんとも言い表しがたい複雑な気持ちを抱えたまま数ヶ月。
秋に帰国した際は一緒にドレスを見に行ったりしたものの、結納にも参加できず実感が沸かない私でしたが、ブライダルブーケのデザインを今年に入った辺りから色々と考えていて、それはとても楽しい時間でありながらも日増しに寂しさが募っていきました。

実家から約300kmほど離れた土地でのレストランウェディング。大量の花の搬入も含み、帰国翌日から花市場や資材屋、ホームセンターやその他諸々に出向き大忙し。忙殺されているうちにアッという間に過ぎた実家で共に過ごす残り少ない時間。
二人で花活動をシージャと命名した2002年からはや5年。いつも妹に助けてもらいながら未熟ながらも懸命に楽しくやってきました。いけばなを長くしてきた妹も、近年ではどっぷりオランダスタイルの花の世界に入り込み、某ダッチスタイルフラワースクールのスタッフとしてさまざまな経験をさせて頂いておりました。
その妹がお嫁にいってしまう。大阪から離れた街に嫁ぐから余計に寂しく感じるのでしょう。・・・まあ、オランダに嫁行ったくせに何勝手なこと言ってるねん、と多くの人に突っ込まれましたけれど。
(両親はさぞ寂しいだろうと胸が痛みまっす・・)

会場となったレストランは、ヨーロッパ調の内装で家具調度品もとてもシック。と同時にお料理の美味しさは格別でした。熱いものを熱いうちにいただけるように、大きく円弧を描く席の前には鉄板が並び、途中から十数名のシェフが登場し、ゲストの目の前で調理が行われます。シェフたちはお料理だけでなく会話もお上手。各テーブルを盛り上げてくれます。生バンドの演奏も良いタイミングで入り、洒落た雰囲気作りに一役買っています。

とても全てのお皿を撮る余裕がなかったのが残念ですがほんの一部を。

food1food2
food3fire




雲丹とタラバ蟹のフラン キャビア添え
祝いの前菜5種盛り合わせ
フォアグラのソテー 蜂蜜ビネガーソース
伊勢海老のお造り
フカヒレの中華風茶碗蒸し
活き鮑のステーキ 醤油バターソース
お口直し
特選和牛ヒレステーキ
瀬戸内産真鯛の笹蒸し
デザート
・・・舌がとろけました。めちゃ美味です。実は秋にも試食させていただき味は保証済みだったので余計に楽しみでした。


会場内・アンティーク調の家具の上の花はその雰囲気に合わせてクラシカルでエレガント且つヨーロッパの香りがするようにアレンジしました。

kast arrange1



kast arrange2



kast arrange3



世界でたった一人の可愛い妹。
私とは違って小柄で色白の彼女に似合うブーケ・・・
手を通すマフスタイルでさまざまな花を少しずつ使う贅沢なブーケ、ほんのりアイボリーの上品なドレスが少し透けて見えるような繊細なブーケがいいなあ、と思いつつベース作りに4日間、式前夜はほとんど寝ずにそのベースに生花をアレンジしながら心をこめて作りました。

bridal bouquet2



bridal bouquet3



bridal bouquet4



bridal bouquet9



私が言うのもなんですが、ドレス姿の彼女は本当に綺麗で涙と溜息が出ました。
ブーケはもう少しグリーンを減らして繊細さを強調しても良かったかな・・・少し反省・・。


お色直しはチマチョゴリ。韓国の結婚式のときに着る赤や緑の正式な韓服ではなく、カジュアルな韓服でお色直しでした。伝統的に韓国では結婚式の韓服と共にブーケを持ったりはしません。日本の白無垢や内掛けも同じく、ブーケを持ったりはしませんよね。
そこで、韓服につけるノリゲという装身具からヒントを得てデザインを考えました。制作しながらデザインは少しずつ変わってきましたがノリゲから発想を得、IPMで見たアレンジからベースのアイデアを得てます。

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とてもシンプルながらベース作りに丸2日かかりました・・・まさに内職状態で手のひらはすごい筋肉痛。式前夜にアレンジを搬入した後、ドレス用のブーケに結構時間がかかり、こちらは夜中に到着した夫にも手伝ってもらいました。
とにかく時間がかかったけれど、時間をかけて作る間に妹とのさまざまな思い出を思い返すことができ、私にとっても特別な時間となりました。

この二つのブーケ、これこそ本当のオートクチュールブーケ。1週間という時間とたっぷりの愛情をかけて少しずつ完成していく様は、妹が生まれてから成長し、女性として華やかに晴れの日を迎えるまでの様子を表しているような気もしました。優しくて真面目な旦那様を支え、たっぷり愛し愛されて、その美しい笑顔を曇らせることなく末永く幸せに暮らしていきますように、と心から祈ります。


こちらは両家のテーブルに飾った妹作のアレンジ。清楚な白のアレンジです。

ilsoon arrange





ビッグデーが終わり大阪に戻った私達。翌日は娘も含めて全員爆睡、皆体調を崩してんやわんやでしたが、これから徐々によくなるでしょう。

遠く離れたオランダと日本ですが、これからも妹と花活動を楽しんでいきます。
妹よ、幸せにね。そしてこれからもよろしくね!!



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テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報

  1. 2007/02/14(水) 16:03:54|
  2. Cija オーダーブーケ&アレンジメント
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:20

お食事のいただき方――外国人と結婚した場合

rinyushoku


娘も9ヶ月を迎えました。離乳食を始めて早数ヶ月。
まだ母乳も飲んでますが、1日3回のお食事を与えています。
ここオランダではありますが、舌の味蕾が発達するといわれているこの時期になるべくちゃんとした味を経験させたい、と面倒くさいのはヤマヤマながら、昆布とかつおでダシを大量に取ったもの、また洋風スープダシはさまざまな野菜を煮て濾したものを大量に凍らせ。。といそいそとやっております。
これが結構ママゴトみたいで楽しい。
私が子供のときはママゴトより木登りや草野球の好きないつも「男の子になりたい」と真剣に思っていた少女でしたが、それでもママゴトもそれなりに楽しんだのを覚えています。たとえば庭の草を切ってお野菜にしたり、泥を練ってお団子にしてお料理ごっこ、ついでに土の中のミミズをチョウチョ結びにして遊んだり、カナブンに糸をつけて振り回しながら遊んだり、ザリガニやカブトムシを採ったり・・・うう、今では考えられません。><

さて、娘の食事のときは体に優しい塗モノでご飯タイム。
小さい塗は酒のアテを盛るのに以前活用してたものなのですがこうやって使うとまるで最初から娘のために存在してたように思うから不思議。。

rinyushoku2



ところで私の旦那はオランダ人。
結婚して気づいたご飯の食べ方の違い。

例えば、日本食或いは韓国食を家庭で頂く場合、一口ご飯を食べたら味噌汁をすすり、おかず一品をつまみ、また違うおかずに手を出す。
お箸を使って同じものばっかりずーーーと食べ続ける食べ方はしませんよね。
少なくとも私は子供の頃から、バランスよく順番に少しずつ食べなさい、と教わってきました。

ところが夫の場合。
スープから始まる。
これが洋風スープであっても味噌汁であってもテンジャンであってもこのスープを全部食べ終えない限り、他のものには決して手を出しません。
絶対に、どんなことがあっても、私がまるであてつけのように他のものを食べても、必ずまずはスープを完食します。
それからおもむろにご飯に行く。

なぜだ。
不思議だ。
少しずつ順番に食べようじゃないか。

だけど考えてみたら、洋風レストランでお食事をするとアミューズからスープなどの前菜、メイン、デザートと順番に出てくるそれと全く一緒だ。もともとこの方式は当時、全てのお皿を食卓に並べて食事を楽しんでいたフランスに、熱いものは熱いうちに、と一品完食してから次のお皿が来る方法で食事をしていた寒い国ロシアからやってきた食べ方のマナーですが、今ではすっかりフランス料理の代名詞のようにもなっています。

この食べ方の違いですが、自宅での洋風ディナーのときはあんまり違和感もないのですが和食ディナーのときは本当に落ち着かないんです。
とは言っても全ては習慣のなせる業。
お互い文化背景の違うもの同士の生活なのでそれぞれの習慣を尊重するより他ありません。

問題は子供。

私はこの3つしかない器の中、ぐるぐると一口ずつ違う味を順番に食べさせる。夫が食べさせるときは、最初にひとつの器が空になって次にいく。

そこでバトル発生。
幾つもお皿があるときは少しずつ違う味を食べてバランスをとりながら、ご飯で口の中を中和しつつさまざまな味を楽しませたい私。
温かいものを冷ますことなくひとつの味を集中して食べた後に次の味を集中して楽しませたい夫。
ご飯のスタイルが完全に洋風あるいは和(韓)風のときはお互いの習慣通りにしますが、どちらともハッキリ言えないスタイルの時もあり、こういう時が一番困るわけです。

どちらが優れているか、のバトルではなく、お互いの習慣からの良い面を取り入れたいね、と言っていた私達。その気持ちを忘れず折り合っていかねばね・・・て分かってるんですけどね~。



ところで今、私は日本におりま~す。まるで春のような陽気に娘も外へ出ると本当に嬉しそう。そのせいかどうだか分かりませんが風邪を引かせてしまいました。。。しっかり栄養つけて美味しいものいっぱい食べさせるぞ~!!と意気込む私です。





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  1. 2007/02/07(水) 19:37:18|
  2. オランダ・海外育児・家族のこと
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:11

プロフィール

Sunny

Author:Sunny
花と食とお酒を愛する
オランダ在住の大阪人。
フラワー&テーブルコーディネートのCijaシージャ主宰。 2児の母。


Cija HP: Cija


オランダの花デザインに特化したブログも書いています。よろしければこちら オランダ・花のディプロマ☆EFDA もどうぞ♪

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