
この青磁の透刻茶器でいただいているのは、今回韓国で見つけた紫陽花のお茶。

え?紫陽花のお茶って・・・?どんな味?と思うでしょう。

これがなんと甘いのです。
ほんのりと でもしっかり甘いのだけれど
切れ味の良いとても上品な甘味。
水色はこんな色。薄い茶色から青磁が透けて綺麗。
蓋を開けると穴があいた磁器があります。
そこに紫陽花の葉を1枚落とし
熱~いお湯を注いでしばし蒸らします。
2,3分立つと蓋を開け、
中から穴あきの磁器ごと外に出して
裏返した蓋の上に置いて・・・
お茶をひとくち。
たいていの方は驚かれます。
「え、すごい美味しいっ!」 てね。
紫陽花のたった一枚の葉から
こんなに美味しいお茶がいただけるとは・・・
私も今回始めて知りました。
韓国の陶磁器といえば青磁、それも高麗青磁が有名ですよね。
アンティークを好まれる方は
李朝白磁の不完全などこかとぼけたような造形に
魅力を感じる人も多いと聞きます。
韓国で初めて青磁が作られたのは9世紀頃ですが、
もっとも美しい青磁が作られた時期は
11世紀後半から12世紀だそうです。
この茶器は勿論現代モノです。
掌で持つ部分が二重になっているので、お茶の熱さが直に伝わりません。
その代わりちょっと重くはあります。

オランダに戻ってきてからしばらくは雨の日が続きました。
雨にちなんで紫陽花のお茶を飲みながら、
ほ~っと旅の余韻に浸りつつ・・・
あ!!しまったーー!
こういう時こそ、紫陽花を一緒にコーディネートしなくちゃね~。
グッドアイデア~!くーーっ
と言いつつも、今日はこれをアップです。
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- 2007/05/30(水) 17:09:34|
- 食・ワインや紅茶
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なんて頼もしい背中!筋肉のつき具合もかなり男前。









3泊したホリデーハウスを朝10時にチェックアウトした後は近くの
動物園 Burgers Zoo に寄って行きました。
このチェックアウトもいたって簡単、どこぞで手続きする必要なし。
封書で届いたカード式キーも持ち帰ってOK、予約の時に申し出たチェックアウトの日を過ぎるとカードが使えなくなる仕組みです。
最後はインストラクション通りに綺麗に室内を掃除する―― 掃除機&拭き掃除。家具も動かして行うこと―― と、確かいくらか返金がある、と夫が言ってたような。
勿論いつにも増して一生懸命掃除しましたよ~(笑)

この
動物園は、できるだけ動物が本来生息している場所に近い環境を、と作られています。熱帯雨林やアリゾナの砂漠地帯、アフリカのサバンナ、そして海の中を覗き見るかのような水族館・・・と広大な敷地の中、さまざまな気温や湿度の場所が室内屋外に作られており、動物達はそこいらにいてます。
自然に近い環境を作りあげているため、すべての動物を見ることはできません。動物達は自然界での様子と同じように岩陰に隠れていたり、夜行性のため昼間はおとなしくしていたり・・・
半日歩くと世界のあちこちを訪ねたような気分になるくらい、肌寒く暗い水族館やエキゾチックな植物で鬱蒼とした森の中、汗ばむほどの熱帯雨林。サボテンやアロエなど雨の少ない砂漠にあわせ水分蒸発が少なくて済む形態の植物、頭が小さくて姿かたちそのものがすごく美しいチーターやライオン達が動き回るサバンナ、はっきり言ってものすごく面白い!
動物は植物やその他すべてのものと共生しているんだなあ、ということを強く実感できるんです。


どこが一番と選ぶのは難しいけれど・・・・熱帯雨林、やっぱりよかったな~。砂漠も良かった、てほとんど動物見れないところだけれど・・
動物では一番笑えたのはサルでした。
ちょうど係員がランチのバナナを投げる時間に遭遇。サルが気配を察してから係員のお兄さんに向かってズラリと横並びになる迄ほんの僅かな時間。あっという間にみ~んな集合です。
みんな立ち上がり揉み手をし、あるものは「アイヨ、次はアタイだよ!」とばかりに手を挙げ、あるものは地面をかきながら「キイキイ、俺だ俺だーー!」と足をドタバタ。もうその姿があまりにも臨場感たっぷりで、バナナが自分のところに飛んでこないサルはしだいに悲壮感を帯びていきさらなる自己アピール。
みんなすごいです。自己アピール力に長けてるどころか他のサルに飛んで行ったものを奪いに行くものもいれば、明らかに気が弱いサル。腰が引けちゃってるもの、最初からかなり諦めモードのもの。
このヴィヴィッド感が最高で表現力に大爆笑!でした。
その夜から、私達の間でお腹がすいた時には、一番表現力豊かだったサルを真似てアピールするようになったのは言うまでもない・・・ですね。

こんなにたくさんの棘がある木を見ました。
薔薇の棘といい、触るのは痛いけれど見るのは大好きです、すごく綺麗だと思いませんか。
動物園内、一部は現在工事中でした。来年には工事が完成するようです。
来年には娘も2歳、もっと楽しめるかな?

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- 2007/05/29(火) 18:43:41|
- 旅行
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プールデビューの翌日は、ここホリデーハウスで鳥達のうるさいほどのさえずりで目が覚めました。
ふと隣を見ると夫がいません。
日本&韓国にいてる間ずっと時差ぼけっぽかった娘は、夜中も一度も目を覚まさずに昏々と眠り続けてます。
夫は?トイレかな~。私もそろそろ起きよ。
た~っぷり寝て完全に旅の疲れが取れたみたい。
リビングに行くと・・・


すっかり朝食の準備がされていて、花瓶には一輪の可憐な薔薇が。
そう、今日は母の日。日本と同じ日がここオランダでも母の日です。
私の大好きなクロワッサン、どこででも見つけると食べずにはおれないクロワッサンも焼きたてを調達してきたらしくまだホッカホカ~♪
ありがとう~。気持ちいい朝の食事を終えると冷蔵庫からこのクワルク (ババロアにタルト底がついてるようなケーキ) がジャジャ~ン!と登場。
なんだか明け方ゴソゴソ聞こえたような気がすると思っていたら夫が作っていたのだった・・・ありがとう~!
それにしても泡だて器やケーキの型まで持ち込んでいたとは全く知らなかった。いかに私が何もせず夫に荷造りを任せっぱなしかモロ判り・・・ですね。
ゆっくりケーキも堪能した後は車で比較的近いPALEIS HET LOO ヘット・ロー宮殿へ。このGELDERLAND (ヘルダーランド) 州APELDOORNアベルドールンにあるヘット・ロー宮殿は1685年オランダ総督ウィレム3世が狩猟用の館として買い求めました。以来オランダ王家オランニエ家の所有ですが1984年より国立博物館として開放されています。現ベアトリクス女王の祖母であるウィルヘルミナ女王は生前ここで生活をされていたという比較的シンプルな外観ながらも気品溢れる宮殿です。





宮殿のエントランスを入るとコの字型に車庫および厩舎があります。真ん中の庭には美しい孔雀の姿。
厩舎の中にはさまざまな式典のときに使われてきた馬車や馬具、御付の人達のユニフォームや王家の車・・・などが展示されています。
脇にはレストランもありまずはここで広大な芝生を見ながらコーヒーを一杯。
韓国の薄いコーヒーの後には、格別美味しく感じました。^^

そしてこんな森林を抜けると・・・正面に宮殿です。


バロックスタイルの宮殿ということですが、北ヨーロッパのバロックと南ヨーロッパとではそのスタイルもかなり異なります。時代も少しズレがある上、外観はルネッサンス形式にも見える宮殿ですが、内装は暗く重厚な色使いで歴史の重みを感じざるを得ませんでした。また、当時日本から渡ってきた伊万里焼き、中国の景徳鎮などオランダの誇るデルフト窯に多大な影響を与えたブルー&ホワイトの磁器もところどころに配され、見応えがあります。
撮影禁止と気づかずいくつか写真を撮ってしまいました。ごめんなさい~。
宮殿から外に出るとそれだけで軽やかな気持ちになりました。
やっぱり重厚で濃厚すぎる色使いや家具には疲れたみたいで、実際この中で生活されていた王家の人もさぞかし肩が凝ったことでは・・と要らぬ心配をしてしまいました。

そしてこの日のハイライト。宮殿の外にある幾何学的なバロック形式の庭園です。

ベルサイユ宮殿の庭園ほど広すぎることなく、楽しみながら歩くのにちょうど良い大きさ。そして緑で覆われたドーム型の回廊・・・中はグリーン一色でほの暗く緑の香りがいっぱい。とても幻想的でした。
その回廊の中から別棟の宮殿が少し見えるのですが、昨年の夏、雅子様はきっとこの別棟宮殿に滞在されていたのでしょう。





花も色とりどり咲き乱れていましたが、この庭園、実は17世紀当時咲いていたであろう花を植えてあることでも有名です。花の歴史も少し垣間見ることもでき、そういう観点から花を見たい人も楽しめる内容ではないでしょうか。
それにしても宮殿内の厳かな雰囲気もいいですがやっぱりこの庭が素敵でした!勿論今が一番良い季節!ということもあったのでしょうが、また是非訪れてみたい宮殿です。
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- 2007/05/24(木) 22:09:31|
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さてさて、2週間の日本&韓国からオランダに帰国。
荷解きをして一晩眠って翌朝、また荷造りをして今度はオランダ国内のホリデーハウスに3泊4日の小休暇。
私は2週間、遊びっぱなしだったけれど夫は過酷なスケジュールで働いていたのだった。のでこれがホントの小休暇。
ゆっくりとお昼過ぎに出発~。
狭いオランダ、勿論車でお出かけです。
ここより北へ向かうこと70km、EPE (エイペ) という街にある De Schaapskooi (ドゥ スカープスクイ) パークが目的地。
このパーク内に100以上あるホリデーハウスはインターネットで予約すると鍵カードを送ってきてくれて、特にカウンターなどでチェックインする必要もなくそのまま私達のハウス番号の玄関を開けて入室できる仕組み。
簡素な外観のホリデーハウス、使用人数や好みによって5タイプの大きさに別れています。
私達は3人だったので小さめのハウスを借りました。
2ベッドルーム、1リビングルーム、キッチン、シャワールーム、トイレの設備で冷蔵庫やオーブンレンジも完備、小さな庭にはテーブルや椅子、パラソルもあり自転車も当然借りることが出来ます。
パークのエントランスにはレストランや温水プール、小さなスーパーマーケット、コイン洗濯機などがあり、テニスコートやバスケットボールコート、遊び道具を置いた砂場の公園があり子供連れにはもってこい。
リビングルームには赤いソファセットに小さなキャンドルホルダーがあり、お揃いの花器もダイニングテーブルの上にあります。あちこちに小さな絵が掛けられ、調理道具や器、グラス類もシンプルかつ機能的な品揃えにかなり満足。


が、私が何よりも気にしていたのは 「清潔度」 。これがほぼ完璧!でした。
フロアも綺麗、部屋の中も綺麗、ベビーベッドもベビーボックスもトイレもシャワールームもベッドルームも清潔に掃除され、パリパリに糊の効いたシーツやベッドカバーが支給され一気に気持ちがリラックスしました。それでも最初はまず掃除機を隅から隅までかけてささっと雑巾掛けして巣作り開始~。
食材からトイレットペーパーまで詰め込めるだけ詰め込んできた (オランダ人らしく、ね) 私達。
でも・・・キャンドルは忘れた・・・まさかキャンドルホルダーがあるとは・・・いやあ~一本取られた!て感じでした。
キャンプやこんな時にはうってつけのカレーを作って簡単サパーです。一日目は巣作り準備と夕飯の後、近所を散歩して静かに夜が更けていきます。



翌日、天気が悪かったにもかかわらず持ち込んだ自転車1台とここで自転車を借りてまずはサイクリングへ。郊外にあるパークから街中までのサイクリングです。そこで素敵な花屋さんを見つけました。
冒頭の花 Medinilla magnifica (メディニラ マグニフィカ、和名はオオバノヤドリノボタン) はその花屋さんより。
フィリピン原産の花ですが、薄~いピンクにわずかに混じる緑が、その形とあいまってとても印象的。どこかで見かけるといつも見入ってしまいます。
最後は3人とも雨に濡れてびしょびしょ・・・娘は喜んでましたけれど。
家に帰って部屋を温かくして服を着替えたらちょびっとお昼寝。





ランチを摂った後は、娘、プールデビュー!お風呂やシャワーや雨など、とかく水を触るのが大好きな娘。可愛いビキニを着せてみたけれど、プール用のおしめを支給され結局おしめ一丁で初プール。
もう~はしゃいではしゃいでキャッキャッキャッキャ。私も負けじ、とはしゃぎましたとも。
国土の4分の1が水面下にあるオランダでは 「泳ぐこと」 は必須条件で子供のころから皆しっかり水泳教室に通わされます。当然娘もそのうち行くのでしょうが、とりあえず水は怖くないようで良かった~、もっと頻繁に連れていかなくちゃ、と大決心。大決心というのは私も水着を着なくちゃいけないからで・・・家からすぐに湖があるのですが今年の夏はしょっちゅうそこに出没することになりそうです。
翌日はオランダでも母の日でした。ちょっと離れた宮殿・ヘット・ローに行き、バロック形式の庭園を訪れました。
本当に素敵。ベルサイユ宮殿の庭園より好きかも。次回はその様子をアップしま~す。
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- 2007/05/21(月) 03:29:18|
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滞在していた明洞のホテルから歩いてほぼ20分。
地元の人が行く、という中部
市場にふらふらと行きました。
その土地ならではの
市場は母も夫も大~好き。
着いたのは朝の10時半ごろ、なんとなくの~んびりした雰囲気の中でさまざまな
食材が狭い通り道に溢れるように陳列してあります。
近所の人でしょうか、この狭い道の中をバイクで入ってきてヘルメットのまま、買い物をし去って行く人。
押し車で
食材を運ぶ人。
小さな店の中にちんまりと腰掛けた年老いたおじちゃんおばちゃん達がもう何年もここにこんな風に座っているような風情で道行く私たちをじっと見つめます。
それもその筈、明らかに私達浮いてました。
そんなことは意に介さず、さまざまな色の、形の、
食材が目に入ると妙に気持ちが高まってきて・・・






オランダが隣にあれば間違いなく買って帰るだろう、プリプリの採れたて新鮮山菜や辛子明太子、塩辛に大きなわかめや干物のボウダラ!
ざっと頭の中で今すでにある荷物を考えてみても、もうどうにもこうにも詰めようがない。
でもやっぱり
韓国海苔と干し椎茸と糸唐辛子は買わずにはおれませんでした。そして母が無理やり分けてくれたとーーーっても美味しそうなジャコ。



ここから少し離れた場所に多くの漢方薬を扱う
市場もあるらしい。でもこの
市場の中にも1店舗、それらしいものを売っているところがありました。珍しくて夫も大興奮。「シャシンシャシン!」と言ってます。
母も「そんなに買って大丈夫?」と思わず心配になるくらいポンポンと買い物してますが気持ちはとっても分かります。
家で留守番してくれてる家族に帰ったらまず美味しいものを作りたいことでしょう。
「今度来るときは空っぽのスーツケース持ってきて、帰る日の朝にここに来て買って帰るべき!」と母と合意した中部
市場でした・・・
韓国料理が好きでご自分で調理される方はぜひ訪れてみてください~、結構お勧めです。

4泊のうち2日間は招かれてのお
食事。それ以外は全州ピビムバプや焼肉、ジョン、サムギョプサル、スンドゥブチゲ、豆乳のウドン、鮑のおかゆ・・・など特にこだわりなく、でもしっかり楽しみました。
なんといっても
韓国では頼んだもの以外に出てくるサイドメニューがとても多くて、それだけで胸いっぱい(嬉しくて)になってしまうくらい。
韓国最後の夜は、私たち夫婦の友人の家族とのお
食事に招かれ躊躇する母を連れて楽しみました。
現在の国際空港のある仁川市は昔からソウルの外港として知られ海の幸で有名。
蘇菜浦口(ソレボグ)という仁川郊外にある刺身
食堂が乱立し、また魚のセリが行われる
市場近くの食堂で海の幸バーべキュー。
基本的にレストランでは写真を撮らないのですが、このときは別でした。

これが!なんとも美味い~~~!!さまざまな貝、もう名前も分からない、予想もつかない貝たちを炭火でパチパチ・・・
みんな軍手をはめて食事に臨みます。
このカジュアル感覚、食べる態勢満々、やる気満々最高でっす!
韓国産という甘めのワインがやけに美味しかった。
そして勿論ソジュ(焼酎)も~~~!
今、ふと思ったのですが娘はいったい何を食べてたのでしょうか・・・
忘れてる・・・自分が食べることについ夢中になっていた・・?!
言葉も英語、オランダ語、日本語、
韓国語の4ヶ国語があちこち飛び交い、途中から訳分からなくなってたような・・もとい、リラックスした楽しい食事でした。
あ、そうそう、娘は辛くないうどんを作ってもらったのでした。そうでしたーー(ホッ)
4泊5日は本当にアッと言ってる間に終わりました。ほぼ同じ時刻に私達はオランダへ母は日本へ向けて空港で別れました。お互いパンパンの荷物を抱えて・・・充実した日本&韓国での休暇に、両親や夫に感謝です。
そしてまたすぐにでも訪れたい韓国へ 「アンニョン!」
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テーマ:韓国 - ジャンル:海外情報
- 2007/05/18(金) 06:09:16|
- 旅行
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お久しぶりです!
9日間のゴールデン・ウィークを日本の実家で過ごし、4泊5日韓国へ。
オランダに帰国し荷物を解いた後、また荷造りして帰国翌日から3泊でオランダ国内旅行、昨日帰宅しようやく久しぶりにPCを開いています。
なんだかとっても新鮮な気分で、何から書こうかな~と充実していたこの20日間を振り返りつつ。
先日も書いたとおり、日本滞在中、トラブルにより私のスーツケースは韓国にあったためカメラ、パソコンなし、実家でひたすらゆっくりの~んびり過ごしました。そうそう、1歳のお誕生日に行う占い、
トルチャビですが娘は結局、刀ならぬハサミを選びました。
というわけで娘の将来は料理人か、武道に秀でるらしい・・・?!
すでに食いしん坊でかつ力強いので十分にその素地はありそう・・・んんん、楽しみなような怖いような。





韓国へは私の母も共に行きましたが父は家でお留守番。韓国で仕事中の夫も2日ほどは自由な時間があったので昼間は一緒に行動し、夜は娘を夫に預けて母と外出。
「こんな機会もそうないと思うから、気が済むまで一緒に出かけるといいよ」との夫の言葉に甘えて、夜になると母と“ウィンドウ”ショッピング三昧。
夫も巻き込み、すっかり観光地化した仁寺洞とは言えやっぱり大好きなこの街を茶道具を見ながらウロウロしたりお茶を楽しんだり、地元の人が行く、と “ガイドブックにあった” 中部市場に行ったり、あっちふらふらこっちふらふら、気ままな時間をたっぷりと本当に気楽なひと時をすごしました。



数年前、友人と3人で訪れ泥酔した伝統家屋を改造した内装も素敵な、すばらしく美味しかった韓食専門レストラン。今回も行きたいなーーと思ったけれどやはり素通りしておきました、まさか とは思うけれどあの時の泥酔ぶりを憶えておられたら玄関先で断られるかも、と思ったからです。あはは~


私にとって5度目の韓国はやっぱり短い日程のまま終わったけれど、今度来れるのはいつだろう。ソウルの喧騒は想像以上で明洞を歩くと頭が痛くなるほどだったけれど、私の父方の祖父母や母方の祖父母が日本に渡ってこなかったら、さまざまな偶然の積み重ねがほんの少しでも違っていたら、もしかしたらこの韓国で生まれていたかも知れない、いや、或いは生まれていなかっただろう、どっちにせよ私と深い関わりのあるこの国を、時には泣きたいほど懐かしいような、時には理解できない他人を見るような不思議な感覚に襲われながら過ごしました。
日本は言わずもがな私が生まれ育った一番ホッとする場所。家族や親戚がいて大好きな友人がいて帰るだけで息抜きが出来る場所。そこから韓国という私のルーツである国へ行き、そして現在の生活があるオランダに戻り小旅行・・・それぞれ意味のある場所をぐるりとしながら改めて自分の拠って立つところをしっかり持つことの大切さを思いました。
つまり娘がどこに自分の基盤を置きつつ成長するか・・させるのか。それぞれの国の文化の違いを見て大いに感じて欲しいけれど、決して根無し草のようにはさせてはいけない、と切に思います。
ウィンドウショッピングばかりならず、お腹の方ももちろん充実した韓国旅行でした。
次回は美味いものてんこ盛りだった中部市場の様子などをアップしま~す!
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テーマ:韓国 - ジャンル:海外情報
- 2007/05/16(水) 00:13:50|
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娘の初めてのお誕生日はオランダの家族親戚のみならず、ここ日本でもお祝いモード。
1歳のお祝いに、とチマチョゴリやコムシン、ポソン、アヤンモ(頭に被る帽子のようなもの)を実家の父母から頂き、娘に着せた後は私の祖父母、娘からすればひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんのところへご挨拶に行きました。ここでも娘は訳が分からないながらも、ただただ綺麗な色のチョゴリを笑顔でものめずらしく触る様子は、やっぱり女の子。チマの裾を踏みつけながらのヨタヨタと歩きまわるサマは滑稽なようなマンガのような。
韓国では1歳のお誕生日を
トルチャンチといって祝います。日本の七五三のようなものでしょうか。ワカメのスープやジョンや、おもち、果物、ナムル、肉、魚などのお料理をテーブルに並べて、
トルチャビという子供の将来を占うお遊びのようなことを楽しみます。
この
トルチャビとは、チマチョゴリを着た子供の周りに、鉛筆や刀、米やお金、栗や棗、糸やうどん等を置いて、子供が何を手に取るかでその子供の将来を占う、というものです。
例えば、鉛筆や筆を手にとったら学者に
米、お金を手にとれば食いっぱぐれのないお金持ちに
栗や棗(ナツメ)は子孫繁栄
糸やうどんは長寿
刀なら料理人・・・と言った具合です。
せっかくなので簡単な“
トルチャンチ”をささやかに楽しみましょう~、と母とこれから買い物に行く予定。返す返すもカメラ、ビデオがないのが残念ですが心にしっかり刻み付けておこう。
なんでも最近の
韓国での
トルチャンチは、
トルチャンチ専門の会場を使う人が多く、大変派手な行事化しているとか。まるですっかり産業化した現代の結婚式のようですね。でもちょっと本場の
トルチャンチも覗いてみたい!
現在
韓国で猛烈仕事中の夫は、このチャンチに参加できないのが本当に残念なよう。
さて娘は一体何を取るか?お遊び占い、楽しみま~す!
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テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報
- 2007/05/02(水) 11:47:10|
- オランダ・海外育児・家族のこと
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