
そろそろ1ヶ月になろうか、としている夫の体調不良。
特にこの2、3週間はかな~り悪い。
喉が腫れて痛くて飲み込めないから、体重も落ちてきた。
それは、それだけは、とても良いことなんだけれど・・・
で、最近はスープばっかり。
鶏から
牛から
仔牛の骨から
グツグツ長時間煮てたーーっぷりダシを取り、野菜を入れて塩で調味しただけの
シンプル&栄養あり&
食べやすいスープのオンパレード。
彼にとっては体調不良の時はなんといってもスープが “母の味” のよう。
でも
でも
遂に・・・・私が物足りなくなった!
ので、先週
アーティチョーク (和名:朝鮮アザミ) を調理。
しかもチーズフォンデュ。
夏なのに、チーズフォンデュ。
夏だけど肌寒い日が続いている
オランダではちょうどいいくらいなの。
冒頭写真の
アーティチョーク、マーケットで買ってからしばらく出番待ちで冷蔵庫で待機してたため
ちょっと色が悪いけれど気にしません。

イタリアやフランスでは大人気の
アーティチョーク、
オランダでも今が旬です。
もともとは地中海沿岸が原産地で、かのフィレンツェの名門メディチ家からフランスのアンリ2世に嫁いだ
カトリーヌ・ド・メディシスが伝えたとか。
この方は本当に多くのものをフランスに伝えましたね。
カトラリーのフォークやマカロンにシュー生地、日傘やハイヒール、香水など今ではすっかりフランスのものとしてイメージされているものも全て彼女のお輿入れと共に、当時はまだ田舎っぺだったフランスに伝わったと言われています。
アーティチョークの調理は時間がかかります。
茹でるのも結構時間がかかる上、
食べられるところ (真ん中の花托とガク) をこそげ取るのにも時間がかかる。
やっと取れた部分をアイオリソースで混ぜてパンにつけるディップにしました。
時間がかかった割りにはしょぼい量・・・
なんだか悔しくてガクの部分を花びらみたいにして
それでも悔しいからガクの紫の部分も重ねてみた。
量は少ないが・・・でも美味しい!
ガーリックの味が効いて
食が進む!
と思ったけれど・・
それは私だけだったようで
夫は・・・
チーズフォンデュも
アーティチョークも大好きな夫はほとんど
食べられなかった。
胃に重たかったのね、ごめんね。

しかもその上、チーズスフレまで作ってしまった。
自分で完
食、いや、別に狙ってしたわけではありませんが。
恨めしそうに私を見る夫の目が切なかった・・・ごめんよ、夫。
最近は少しずつ、パスタやうどん、中華そばや蒸し卵やおかゆや筑前煮や煮物オンパレードで
いつもより量も少なめのものへと移行中。
とは言っても今夜はトンカツでパワーをガツン!と出したら完
食してたから、
もう最悪のへにょへにょ状態は脱した模様。
それにしても長かったな~。
人間やっぱり元気が一番!!
元気で美味しいものバリバリ食べて美味しいお酒をグビグビ飲んで
「もーーその突き出たお腹、なんとかしてよーー!」とか文句の一つでも言ってるのが一番です。
ま、今のちょっとへこんだお腹にもかなり未練たらたらの私ですが・・
皆さんも体調管理には気をつけてね。
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テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報
- 2007/07/05(木) 01:02:35|
- 食・レシピ
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