
私が住む街、’s-Hertogenbosch (通称デンボス) は小さいながらも
中世からの面影を残し、文化的な催しも多く、しっとりとした美しい街。
ここでは毎年 「オープンモニュメントデイ」 と言って普段は公開されていない個人の邸宅や
歴史的価値のある建物、果ては昔の刑務所など様々な場所が無料で一般公開されるイベントがあります。
勿論、このイベント、私達夫婦のお気に入りであることは言うまでもありません。(過去記事は
こちら )
今年は2日間にわたっての開催♪
土曜日がデンボス中心部、日曜日がデンボス郊外という構成でどちらも楽しみにしていました。
ところが・・・
来週から始まる仕事の準備や、忙しい時に重なる別件の仕事などなどで夫婦揃ってめちゃくちゃ忙しく、
土曜日などはとーーーっても良い御天気だったのですが、なかなか片が付きません。
でもこのまま晴れた素晴らしい土曜日が終わるのは忍びなさすぎる・・・
毎週土曜日恒例のマルクトへの買い出しを兼ねて、急ぎ足で何か見に行くことにしました。

Noord Brabandt Museum を見た後は、ちょうど帰り道沿いにあたる場所の奥に
ティーハウスがあるということで、そこに行ってみることに。
表通りから見たら別に普通のドア。 隣は小さな劇場です。
モニュメントであることを示すフラッグがなかったら絶対に通り過ぎる単なるドア。
その普通のドアから入ると、たくさんの絵が飾ってあるガランとしたガレージのような何もない空間。
更にその奥にドアがありそこを抜けるといきなり美しい緑、花、温室のある小道が始まり
両脇に立つ背の高いイケメン男子から 「ようこそ」 と声をかけられます。
小道を抜けると・・・とっても美しいイタリア調のガーデンと大きな邸宅。
小鳥のさえずりと涼やかな鐘の音色、美しいペールブルーのプラスター張りの邸宅、噴水、古いティーハウスに
もう~思わず 「はりゃ?ここはどこ? 私はだれ?」 状態。
素敵~~~!と何度つぶやいたことでしょうか。

冒頭写真の時計の下の空間がティーハウスになってるのですが、
この建物自体は1822年に建てられたものだそう。
ウェッジウッドのジャスパーウェアやデルフトタイルのブルー&ホワイトがクラシカルでありながらとっても美しい。

小さな室内 (人が多くて写真撮れず) には庭に向けて椅子が置かれており、
その周りに当時の刺繍が施されたティーマット、ティーナプキン・・・いやあ~、テンション上がりました。
ずっといたいくらいでしたが、それにオーナーにも是非お話を伺いたかったのですがなんせ凄い人で・・・・><
それにしてもまさに隠れ家的な存在、「秘密の花園」 です。
周りの壁が高くて、まさかここにこんなペールブルーの建物があるとは
外部からはまったく伺い知ることもできません。
しかもこんな旧市街内に・・・
デンボスには意外とこのような Hidden Place が多く存在してるのかも・・となんだかワクワクしてしまいました。
翌日曜日は雨。結果的に仕事三昧ではかどったのでちょうど良かったのですが
でもやっぱりこのモニュメントデイは外せないなあ~。
来年は、完全フリータイムに出来るようにもっと計画的に!と心に決めました。
あ!でも市から配られるモニュメントデイのパンフレットは遅れに遅れて2日ほど前にポストに投函されてましたがね・・・遅すぎです。
ま、いいもの見れたのでラッキー&ハッピー☆
今週は仕事モード全開。来週に向けて体調を整えながら準備にぬかりなきよう気を引き締めていきます~。
それではまた~☆
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テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報
- 2010/09/14(火) 10:34:44|
- オランダ・デンボスライフ
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| コメント:2
いや~、ここはホント良かったよ!隠れ家的なのがまた素敵過ぎました・・・
まだまだきっと私たちの知らない素敵場所がたくさんある、と見ました!
早くデンボスに戻ってきてね~ 首長くして待ってるよーーーーー!!
- 2010/09/22(水) 22:04:16 |
- URL |
- Sunny #-
- [ 編集]