
いつも大きな争点でございます。
未だ変わらず「花も団子も」手放せない私。
これこそが私というテーブルコーディネーターの固く信じて疑わない信条であります。
ということで、今日は招かれて嬉しかったディナーの様子を少し。
4月30日、ここオランダはクイーンズ・デイの祝日の夜、ディナーに招かれ友人宅へ。
道々目にした家々には、青・白・赤の国旗とともにオレンジ色の細長い垂れ幕のような旗がはためいていました。
250年ほど前にオランダを治めたオレンジ王に現在の王室が属することにちなんで、のことです。
ディナーをいただくリビングルームには美しいオレンジ色のチューリップの束を
無造作に投げ入れたガラスの花器が並んでいます。
ただそれだけのことなのに、ハッとするほど綺麗。
テーブルには綿100%の象牙色のカジュアルなクロス。
そして、アペリティフにオレンジ色のイタリア産ノンアルコールドリンク。
少し甘みを帯びた子供じみた味に私たちはにんまり。
彼らの魂胆知れたり~。
期待通り、ディナーは全てオレンジ色。
オレンジ色のパプリカにブルーチーズを始めとする3種類のチーズを詰めたアペタイザー。
シャンピオンをトマトソースで煮込んだタリアテッレに
甘~くて美味しい人参のサラダ。
ワインはロゼへと変わり、会話は果てしなく続く。。。
そして最後のデザートは王冠形のオレンジ色のチョコレートで囲まれたムース。
これがまた美味なこと。
コーヒーと共に出されたオレンジ色のリキュールで、
食後の出っ張ったお腹を慰めた私は、言葉もないほど満足。
気づいたらディナーが始まり6時間も経過していました。
やはり「花も団子も」必要です。
改めて我が信条を再確認したクイーンズディの夜でした。
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テーマ:オランダなヒビ - ジャンル:海外情報
- 2004/06/01(火) 06:20:31|
- 食・お呼ばれ
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